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チュートリアルをトレースで終わらせるのは損だよ。

こんちゃ、サンゼです。

今回はチュートリアルをトレースで終わらせるのは損だよという話をしていきます。


エコートライアスロンを奮闘してくださってとても嬉しく思っています。

幾つか作品を見させていてだいて、とってももったいないと感じたことがあるので筆を取りました。


習得をしていく上で一番大切なのはアレンジをすることです。

トレースだけで終わってしまっている方もいらっしゃいます。

トレースまでやったら、絶対にアレンジしてオリジナル作品にして欲しいと思います。



トレースとアレンジを繰り返して学習してください。

トレースで止まっては駄目です。



分かりやすいように九九で例えます(分かりやすいか?w)


トレースをしてる状態は、九九を暗唱してるだけの状態です。


九九を字面で覚えているだけだと

1×1 から 9×9までの 81通りの答えしか解くことだ出来ません。

ここで15×9がでてきたら、もうお手上げなわけです。


しかし九九の仕組みの本質「掛け算」を理解していれば

「桁が増えただけで仕組みは変わらない」ということが理解できるはず。


そうすれば

「15の要素を分解して考えてみたらとけるかも?」となると思います。

そこまで見えれば

10×9 と 5×9の計算式に分解すれば、今の知識だけで解くことが出来るかもしれません。

(分解して考えるという点に関しては、中級者の方へも気づきがある内容かもしれませんね)



話をトレースへ戻します。

トレースだけしてアレンジをしていない(or出来ていない)状態というのは

つまり九九を字面で暗唱しているだけの状態で「解く力」がついていないという事がなんとなくイメージできるかと思います。



初めのうちはトレースだけでヘトヘトですよね。

でも、大切なのはその方程式を武器として「別の問題」を解くことです。

問題解決と言い換えることも出来ますね。


これをお仕事に置き換えると、お客さんの問題解決が出来ているか?と言えると思います。

お客さんの問題を解決するから価値になり、結果としてお金になるわけです。

なのでECHOトライアスロンに参加されている方は、ぜひトレースをした後はその力を使ってオリジナルの作品を作ってみるころまで必ずやって欲しいです。

その方が習得率も上がりますし、アレンジをすることで自分の理解が及んでいない部分がより浮き彫りになって行きます。

自分自身の武器として使えるようになるまで落とし込むことが大切です。



映像制作の仕事はオーダーメイドで服を仕立てるようなものです。

様々な問題に合わせて解決方法を探っていく必要があります。


問題を解決するために、今たくさんの表現方法を学んでいる状態なわけです。

なのでチュートリアルのトレースだけで終わってしまってはもったいないです。


はじめのうちはチュートリアルをトレースするだけでも充分楽しいかと思うんですが

映像制作を「仕事」として捉えていきたい方は必ずアレンジををしてください。


アレンジができないと言う事は自分がその表現の本質を理解できていない。

その方程式を理解できていないと言うことです。理解できていない知識では問題解決が出来ません。


問題解決することが仕事の本質です。

問題を見極める力、解決する力をAfter Effectsや映像制作を通じて学んでもらえたら嬉しく思います。

解き方を知らないと自分ができるか出来ないかもわかりませんから、見積もりも作れません笑



エコーではアレンジの発表の場として、エコートライアスロンのチャンネルや

気軽に参加できるミニ大会(Aeハッカソン)や映画館での自主映像の上映会など

沢山機会を提供しています。

是非、解き方の力をつけていくという視点を大切に映像制作に向き合っていただければと思います。



参考リンク

調べよう〜♪



なぜ「教えて君」がいけないのか。AeとPrを使うことを目的にしていると良くない!の巻


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