■映像の長さ 約22分 / Aeプロジェクトデータあり(ページ最下部)
補足:標準エフェクトのみ使用
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
・吹き出しと集中線の作り方
・漫画風の背景映像の作り方
・映像に迫力をプラスする方法
■目次
0:16 まずは吹き出しを作っていきます
5:05 ポスタリゼーション時間でコマ落とししていきます
6:21 背景の動きを作っていきます
9:26 集中線を作っていきます
14:33 作ったものを合わせていきます
17:08 吹き出しに文字を入力していきます
19:30 カメラシェイクをつけていきます
21:47 完成!
▼制作の流れ
01.まずは吹き出しを作っていきます。
まずは吹き出しを作っていきます。
新規コンポジションを作成します。
少し大きめに、2000×2000
フレームレート24F
デュレーションは10秒で作ってきます。
名前を「吹き出し」にます。
さっそく作っていきましょう!
①楕円ツールで円を書きます。
shift + ctrl を押しながら広げると正円を作成できます。
線を黒、塗りを白にします。線幅はお好みで。
アンカーポイントを中心にして、画面の中央に配置します。
②シェイプレイヤーのコンテンツの右側の「追加」のボ
タンを押します。
シェイプに対していろんな要素を追加することができるようになります。
③「パスのウィグル」を選択します。(01)
ギザギザの円にしていきましょう。
ウィグルのサイズを増やすと、円がギザギザになります。
ディテールを増やすと、ギザギザが細かくなります。
すでにウィグルでアニメーションが付いているので、
再生するともうなんだかそれっぽく見えてきます。
ウィグルを10にしてすごく早く動くようにします。
後でコマ落とし処理をかけますが、その時に早く動いていた方が、漫画っぽく見えます(02)
これで吹き出しのベースができました。
これからさらにディティールを詰めていきましょう。
このシェイプレイヤーを複製します。
塗りを無しにして線だけにします。
動きや大きさを少し変えてランダム感を出しましょう。
線が増えて、より勢いのある吹き出しになりました。
もう一つ複製します。
塗りも線も真っ黒にして一番下に持っていきます。
名前を「BASE」にします。
線の太さやシェイプのサイズを調整して形を整えます。(03)
このままでは動きがすぎていまいち漫画っぽく見えません。
コマ落としのエフェクトをつけましょう。
調整レイヤーを作成します。
名前を「ポスタリゼーション」にします。
ここに、エフェクト → 時間 → ポスタリゼーション時間
を適用します。
今フレームレート24fで作っているので、半分の12にします。
再生してみましょう。(GIF01)
このように少しコマが抜けることによってより漫画っぽく見えるようになりました。
これで吹き出しのベースができました。
02.勢いのある背景を作ります。
次に勢いのある背景を作っていきましょう。
新規コンポジションを作成します。
2000×2000
フレームレート 24F
デュレーションは10秒です。
名前を「背景」にします。スケールの高さを、上げます。
新規平面を作成します。
これにエフェクト → ノイズ&グレイン → フラクタルノイズを適用します。
フラクタルノイズのトランスフォームの縦横比を固定のチェックを外し、縦横比を個別に制御できるようにます。(04)
トランスフォームの回転にキーフレームを打ちます。
ノイズが上に伸びていく部分だけマスクを切ります。
それをコピペして並べます(GIF02)
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