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執筆者の写真サンゼ

【043】3D空間の作り方②カメラワーク編【Trapcode Particular】

更新日:7月18日


■映像の長さ 約15分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)

補足:有料プラグイン Trapcode Particularを使用


■完成映像イメージ


■この講座で学べること

・立体感のあるカメラワークの作り方

・カメラコントロールのテクニック

・光や色味を調整してより上質なルックに仕上げる


今回は前回のコンポジションを使ってカメラアニメーションをつけていきたいと思います。


 

■目次

00:50 3つのコンテンツを紹介する

05:00 カメラワークをつけていきます

09:40 動きの微調整をしていきます

13:48 色見を調整します

15:00 完成


 

▼制作の流れ

01.沢山の画像の中から任意の画像に寄るアニメーションを作成


今回作る動きはコンテンツA,B,Cにそれぞれカメラに寄っていくアニメーションをつけていきます。


前回のプロジェクトデータを使います。


Optical Flareは重たくなってしまうので一旦9オフにしておきます。

コンポジションの長さも15秒にしておきましょう。



まず、それぞれコンテンツA,B,Cの3つのオブジェクトを用意します。


いま、ライトがあかるすぎるので、マテリアルオプションの


「ライトを受ける」という項目をオフにしてください(01)


本当はライティングも合わせられればいいんですが、他の物を混ぜ合わせた時に、ライトの整合性が取れないときがあるので、こういうやり方をするときもあります。



全体の動きを先につけていきましょう。

動きがわかりやすいように、背景のパーティキュラーは発生したらその場でとどまっているようにしときましょう。

AirのWindZを一度ゼロにしておきます。


まず、コンテンツAを置きます。

トップビューやカスタムビューで確認しながら配置してみて下さい。


一旦Z値を3000にしておきます(03)


カメラをアクティブカメラに戻します。


サイズ感をスケールで合わせます。


では、カメラとヌルを足してカメラワークを作っていきたいと思います。


【ヌルで制御できるカメラ】を作成します。


①カメラとカメラコントロール用のヌルを作成します。

②ヌルを3Dレイヤー化します。

③カメラの位置の値をコピーし、ヌルの位置にペーストします。

④カメラからヌルへ紐づけします。


カメラのミリ数は35ミリにしました。


カメラコントロール用のヌルを作成します。


ではコンテンツを3つ置いていきましょう。


コンテンツAを右端に置いてCtrl+Dで複製します。

コンテンツB,Cを置く位置に配置します。奥行きも変えると面白い動きをしてくれるので是非Z値も変えましょう。


ctrl+Aを押しながらドラッグすると内容を差し替えることができます。


カメラアニメーションをつけていきます。

アニメーションをつけていくときはなるべくシーンを軽くさせたいので、particular自体はオフにしておきます。


02.カメラワークの作成


まず、2秒目に現在のカメラの位置にキーフレームを打ちます。

キーフレームを打つのはカメラとカメラコントロール用のヌルです。

3秒目にコンテンツAに移動させます。


コンテンツAの位置情報をコピーします。

カメラとカメラコントロール用のヌルの位置にペーストします。


全く同じ位置にすると、カメラが突き抜けてしまうので、

若干Z値を引きます。

すると現在の位置からコンテンツAに向かうカメラワークが出来ました。


二秒ほど静止した後、次のコンテンツに進むようにキーを打ちます。


コンテンツA,B,Cに進むカメラアニメーションが付きました。

記事の続きは…

sanze-echo.com を定期購読してお読みください。

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