スパルタなPremiere Proのカット耐性適性テストを作成しました。自分自身のベンチマークとしてお使いください。このテストではPremiere Proのカットの速度、集中力、正確性の耐久性を計ることができます。
Zipの解凍にはCubeICEなどを使用するのがオススメです。
▼ダウンロード
【用意するもの】
・Premeire Proが使えるコンピュータ
・このページで配布している10個のmp4
・ストップウォッチ
準備ができたら、テストを初めましょう。
▼テスト1
【1クリップに対しての集中力と正確性を計る】
お配りしたZipを解凍すると中に10本のmp4が入っています。
それぞれ約20秒の映像素材です。
映像内には①〜⑤までの数字がランダムに並んでいます。また、それぞれの数字の長さはバラバラです。
それをPremiere Proに読み込みます。
ソースウィンドウで動画を再生して、①から⑤を見つけ出しタイムラインに①から⑤まで順番に並べてください。これだけです。
▼基本的なワーク
1.ソースウィンドウで、数字を探してインアウト点をつける
2.タイムラインにシークバーをあわせて並べていく
(2)タイムラインへドラッグでもOK
✕禁止事項
素材をまるごと1本、タイムラインに置いて編集点を入れていくエディットスタイルは禁止です。必ずソースウィンドウから番号ごとに1つずつタイムラインに置いていってください。
タイムラインで行うのは、抜き出したクリップの順番の入れ替えのみ可とします。
■目標タイム
一本当たり、90秒以内を目指してみましょう。
映像は全部で10本用意してますので、ランダムにmp4を選んで繰り返し繰り返しトライしてください。
▼テスト2 【集中力と正確性の耐性テスト】
テスト1でやったことを10本全部が終わるまで、一気に集中してトライしてみましょう。
1〜10までのmp4から、数字を抜き出し、1つのシーケンスに並べます。
1本平均90秒を維持して、10本トータルで、15分切れたら、集中力テストはクリアです。
✕禁止事項
開始してから終わるまでストップウォッチを止めることは禁止です。プロジェクトパネルのマネージメントも含めて計測します。
【今回のテストの意図】
プロの編集マンとして自信をもって生活していくためには、このくらいの編集速度をキープして、かつ正確に集中力を切らさないことが大切です。
編集する映像にたいしてのクリエティビティはもちろん大切ですが、そもそもの編集の基礎体力がなければ話になりません。
映像が「完パケる」まで、エディターはアスリートのように、パフォーマンスとペース配分を維持しなければなりません。
しかし、そもそもレースを完走できる体力をもっていないと、ペース配分やパフォーマンスという議論にもなりません。
まずはしっかりと、こつこつ練習して編集体力を付けていきましょう。
僕も昔は全然できませんでした。でも、毎日コツコツ練習していったら、自転車にのるみたいに、何も考えなくても出来るようになりました。
「イン点をうって、、、アウト点を、、、、」とか考えなくても
「クリップを置こう」と思うとシーケンスに置くことが出来てる。みたいな感じです。
どれだけ本を読んでも、頭でわかったきになっていても、まずは実際に漕ぎ出してみて、怪我をしながらも何回も立ち上がって、繰り返し繰り返し練習します。
「考えなくても手が動く」とうラインに達するためには、まずは手を動かすことが大切です。
このテクニックは練習すれば誰でも絶対にできるようになります。
そして、クリアした先に手に入るもがたくさんあるはずです。
頑張っていきましょう!!!
【答え合わせとして】
10本を並べた時の尺は
「 01:24:11 」になるはずです。尺が合わなければ正確性が足りないということです。また1からやり直してください。
【終わりに】
YouTubeチャンネルTPSFilmさまの動画に着想を受け、作成したテストです。参考にさせていただいた動画はコチラです。
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