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執筆者の写真サンゼ

【020】実写合成をリアルに!ライトラップの作り方

更新日:7月18日


■映像の長さ 約9分 / Aeプロジェクトデータあり(ページ最下部)

補足:標準エフェクトのみ使用


■完成映像イメージ


■この講座で学べること


・背景と実写映像との色見の合わせ

・ライトラップのコンポジションの作り方

・ライトラップの重要性


 

■目次

0:10 グリーンバックを抜いていきます

2:00 背景のLED を作っていきます

(早送り)2:30早送り終了


3:04 背景と人物を合成していきます

4:50 まずは色味を合わせよう

5:12 LEDをグローさせる

6:17 Lightwrap用のコンポジションの作り方



 

▼制作の流れ


01. 被写体のグリーンバックを抜いていく


まずは、このお兄さんのグリーンバックを抜いていきましょう【図001】


エフェクト&プリセットからKeylight + キークリーナー + 高度なスピルサプレッションを選んでください。

通常のより、こちらのほうが使い勝手がいいです。

①Screen Colourのスポイトツールでグリーンの色をとります。

②ViewのモードをScreen Matteにして白黒のマットで抜け具合を確認していきましょう。

なるべく白と黒をきっちり分けた方がきれいに抜けるので、調整していきます。

③Screen GainやScreen Matteなどを調整して白黒を調整します【図002】


設定はこんな具合です【図003】



眼鏡の抜け具合が甘いですが、ライトラップの作成なので、このくらいで大丈夫です。

④Advanced Spill Suppressorというエフェクトにチェックを入れるとグリーンバックの色被りが少しナチュラルになります【GIF.02】


ざっくりではありますが、被写体のグリーンバックを抜くことが出来ました。

コンポジション名を「man_mask」としておきます。


02. LEDの背景と被写体を合成させる


次にLEDの背景を作ります。

詳しい作り方は端折りますが、チャキチャキしたモーショングラフィックスの動画にエフェクト「CC Ball Action」をかけると一気に背景がLEDっぽくなります。

このコンポジション名を「LED」とします【GIF.03】


次に、「man_mask」と「LED」を入れた「Main_COMP」コンポジションを作ります。

「man_mask」を「新規コンポジションの作成」のマークにドラッグすると「man_mask」を含んだ新しいコンポジションが作成されます。【GIF.04】

記事の続きは…

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