【127】オシャレなグラデーションを作る方法 Adobe After Effects
- サンゼ

- 2023年6月3日
- 読了時間: 4分
更新日:6月1日
wiggle、グロー、すりガラス表現、階調ジャンプ対策まで整理する
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完成イメージ

講座概要
今回は、企業VPやカンファレンス案件などで使いやすい、リッチなグラデーション背景をAfter Effectsで作っていきます。
派手なキャラクターや素材がない場面でも、背景に少し奥行きや光の動きがあるだけで、画面の印象はかなり変わります。特に、企業VPやイベント映像では「当たり障りはないけれど、なんとなくかっこいい背景が欲しい」という場面がよくあります。
この講座では、暗めの背景にグレーの円とグラデーションの光を重ね、高速ボックスブラー、グロー、トーンカーブを使って、光が回り込むような背景を作ります。さらに、すりガラス風の丸を重ね、wiggleでゆっくり動かすことで、静止画ではなく、空気感のある背景映像として仕上げます。
後半では、グラデーション背景で起きやすい階調ジャンプへの対策も扱います。16bitへの変更、薄いグレインの追加、さらに「バンディング」と「マッハバンド」の違いにも触れています。見た目を作るだけでなく、納品時に破綻しやすい部分をどう抑えるかまで確認できる講座です。
大事なのは、難しいテクニックを増やすことではなく、シンプルなパーツをどう重ね、どこを見て調整し、最後に破綻を防ぐかです。背景の作り方を覚えておくと、企業VP、イベント映像、タイトルバック、情報整理系の映像など、いろいろな場面に応用しやすくなります。

講座の流れ
1. グラデーション背景の完成イメージを確認する
2. レイヤー構造を確認する
3. 暗めの背景平面を作成する
4. グレーの円とグラデーションの円を作る
5. 高速ボックスブラーで光が漏れるような質感を作る
6. wiggleでグラデーションの回転や位置にゆらぎを加える
7. グローで画面全体に空気感を出す
8. 調整レイヤーですりガラス風の丸を作る
9. トーンカーブでカット全体の色味を整える
10. 階調ジャンプ対策とwiggleの焼き付けを行う
この講座でできるようになること
・企業VPやカンファレンス案件に使いやすいリッチな背景映像を作れる
・グラデーション、ブラー、グロー、すりガラス表現を重ねて空気感を作れる
・階調ジャンプやwiggleのパターン変化に注意しながら、破綻しにくい背景素材に仕上げられる
こんな人におすすめ
・標準エフェクトだけで、見栄えのする背景映像を作りたい人
・企業VPやイベント映像で使える、当たり障りのないけれど少しかっこいい背景を用意したい人
・グラデーション背景の階調ジャンプや、wiggleの焼き付けまで含めて覚えたい人
講座情報
カテゴリ:After Effects/背景デザイン/グラデーション/企業VP/カンファレンス映像
対象レベル:初級〜中級
動画尺:約23分
使用ソフト:After Effects
使用プラグイン:なし
使用エフェクト:高速ボックスブラー、グロー、トーンカーブ、ノイズ
使用機能:平面レイヤー、シェイプレイヤー、グラデーション塗り、調整レイヤー、マスク、親子付け、Expression、wiggle、エクスプレッションをキーフレームに変換、Bit深度変更、グレイン、カラーコレクション
Expression:wiggle(0.1,180)、wiggle(0.05,500)、wiggle(0.01,300)
AEP:あり
学習用付帯データ:あり
補足:標準エフェクトのみ
主要項目
この講座で扱う主な考え方
・グラデーション塗り:シェイプレイヤー内で色の変化を作り、背景に光のニュアンスを加える
・高速ボックスブラー:グラデーションの円を大きくぼかし、光が漏れるような質感を作る
・グロー:画面全体に光が回り込んだような空気感を加える
・すりガラス風の丸:調整レイヤー、マスク、ブラー、トーンカーブを組み合わせて作る背景パーツ
・wiggle:背景パーツの回転や位置にランダムなゆらぎを加えるExpression
・エクスプレッションの焼き付け:レイヤー追加でwiggleの見た目が変わらないように、キーフレームへ変換して固定する工程
・階調ジャンプ:グラデーションの色数が足りず、段差のような線が見えてしまう現象
・バンディング:Bit深度不足などで階調表現が途切れ、ラインが見えてしまうこと
・マッハバンド:実際にはないはずの線を、人間の知覚が感じてしまう錯視
・グレイン追加:薄いノイズを重ねて、階調の段差を目立ちにくくする対策
関連リンク
NTT 錯覚の図形:マッハバンド
📦 学習用付帯データ・使用環境について
AEPファイルなどの学習用付帯データは、講座理解を補助するための付録です。メインコンテンツは講座の視聴と、グラデーション背景を作るための構造や調整の考え方を学べることです。
付帯データは制作当時のAfter Effects環境を前提に作成されています。現在の環境では、UI構成、項目名、各エフェクトの仕様、Expressionの動作、互換性が異なる場合があります。
個別環境での動作確認、AEPファイルの修正、Expressionの個別調整、階調ジャンプやバンディングの個別検証、トラブル対応などの個別サポートは行っておりません。学習用付帯データの再配布、再販売、リンクの公開は禁止です。


