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執筆者の写真サンゼ

【127】オシャレなグラデーションを作る方法

更新日:7月24日


■映像の長さ 約23分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)

補足:標準エフェクトのみ


■完成映像イメージ


■この講座で学べること

・企業VPの背景などで使用できるリッチな背景映像の作り方

・オブジェの位置をwiggleで管理することのメリット

・Bit深度が足りないことによって発生する階調ジャンプの対策

・知ってると差がつく『バンディング』と『マッハバンド』の違い ※2024/6/23加筆



■推しポイント!

特別むずかしいテクニックは必要ないものの、パット見でかっこいい背景映像が作れます。作り方のポイントを理解していけば様々なパターンが作成できるようになります。企業VPなどで『当たり障りはないけど、なんとなくかっこいい映像が欲しい』って場面も多いので今回の講座が役に立つと思います!


 

■目次

00:00 あいさつ

00:32 レイヤー構造の説明

02:02 背景の作成

02:58 ブラーのついたシェイプレイヤーを作成

07:46 画面全体にグローで空気感をだす

12:14 すりガラス風の丸を作る

15:15 カット全体の色味の調整

16:28 階調ジャンプの対策

20:03 wiggleのパターンだしと焼つけと

21:47 完成!


 

▼制作の流れ


01.基本設定


レイヤー構造の説明

アニメーションに入る前にざっくりレイヤーの構造を解説します!

(01)



ざっくりレイヤー構造解説

1,テキスト

2,テキスト

3,カラー調整

4,諧調破綻防止用のグレイン(粒子)

5,調整レイヤー、すりガラスのような質感の円

6,調整レイヤー、すりガラスのような質感の円

7,グロー

8,灰色の円

9,レイヤー8の裏で光が漏れているようなぼかした円

10,灰色の円

11, レイヤー10の裏で光が漏れているようなぼかした円

12, 背景



新規コンポジションを作成します。

名称はMinecompとしておきます。

1920×1080

フレームレート 24

デュレーション 10秒



背景用に新規平面を作成し、暗めの色を選びます。



今回はBit深度の説明をしたいのであえて8bitで作成していきます。(02)



次に単色のシェイプレイヤーを作成します。

色は背景よりも少し明るいグレーにします。動画では#2B2B2Bを使用。

画面中央に配置します。名称はmaruとしておきます。

アンカーポイントは中央にしておいてください。

これを複製します。


複製したmaruの塗りをグラデーションにします。(03)


グラデーションの色を調整します。

シンプルに青系で調整してみました。(04)


グラデーションがついたmaruにエフェクト「高速ボックスブラー」を適用します。

動画ではブラーの半径を120にしました。


このレイヤーの名前を「グラデ」に変更します。

maruレイヤーの下に置きます。

光が漏れたような表現ができました。(05)



「グラデ」を「maru」の子供にします。(06)


これでmaruを動かせば、グラデもついてくるようになりました。

記事の続きは…

sanze-echo.com を定期購読してお読みください。

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