■映像の長さ 約28分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
無料エフェクト Saberを使用
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
・3Dレイヤーを使った奥行き感のあるシーンの構築
・カメラワークの考え方
・シーンを作る時に大切な優先順位
■目次
0:55 コンポジションを作ります
1:14 まずは全体のアニメーションをざっくり作ります
1:50 グリッドで床の目安を作ります
3:24 カメラとヌルを作ります
4:08 カメラワークを決めます
6:46 仮のSaberの柱を作ります
11:46 キャラクターを入れよう
14:53 仮のプロフィールパネルを作ろう
17:51 カメラの動きをつけていきます
20:35 パネルの動きをつけていきます
22:38 カメラにスピンをつけよう
24:13 じんわりズームをつけていきます
25:30 wiggleでカメラの手ブレ感を出します
▼制作の流れ
01.全体の動きをざっくり作ります。
今回はVideo Copilot社の無料プラグイン『Saber』を使ってコロシアムを作っていきます。
早速Saberを使いたいところですが
まずは全体の動きを作ってから細かい動きを作っていきます。
まずはMain_compを作っていきます。
新規コンポジションを作成します。
サイズ 1920×1080
デュレーションは10秒で作っていきます。
名前を「Main_comp」にします。
空間をしっかり作ってから細かい動きをつけていくようにしましょう。
(ディテールから作っていくと後で苦しむことが多いです…)
新規平面を作成します。
名前を「grid」にします。
サイズは2000×2000
3Dレイヤーにチェックを入れます。
エフェクト → 描画 → グリッドを適用します。
X回転を-90
Z位置を下に下げます。
エフェクトのグリッドサイズを幅スライダーにします。
モーションタイルを適用します。
出力高さを1000にします。
幅を85にしました。
ボーダーを2.0にしました。
(この数値はあくまで参考程度に^^;)
続いて、エフェクト → スタイライズ → モーションタイル を適用します。
出力高さを1000にします。
すると奥行きが出て空間が感じられるようになりました。
3D空間を作っていくときはグリッドを敷くを目安になりやすいのでおススメです。(01)
続いてカメラを作成します。
ミリ数は距離感を出したいので35mmにしました。
毎度おなじみの【ヌルで制御できるカメラ】を作成します。
①カメラとカメラコントロール用のヌルを作成します。
②ヌルを3Dレイヤー化します。
③カメラの位置の値をコピーし、ヌルの位置にペーストします。
④カメラからヌルへ紐づけします。
ヌルで制御できるカメラができました。
02.奥の方に扉を作ります。
白い新規平面を作成します。
マスクで扉の形にします。
3Dレイヤーにチェックを入れて
Z値を14000くらいにしてカメラの奥の方に扉がある映像になりました。
03.カメラが扉から手前にくるアニメーションを作ります。
現在のカメラ位置でキーを打ちます。