■映像の長さ 約15分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:有料プラグイン Trapcode Formを使用
■完成映像イメージ

■この講座で学べること
・大量の画像を一瞬で配置してレイアウト
・VPなどの背景映像で密度感のあるシーンが作れる
・立体感のあるカメラワークの考え方
■目次
00:15 Formでベースフォームを作る
06:30 テクスチャ用のコンポジションを作る
09:15 テクスチャをFormに読み込む
12:55 カメラワークの設定
14:42 完成
▼制作の流れ
01.Formで出来る事とは
ます、新規コンポジションを作成します。
平面レイヤーを作成し「Form」としとて、TrapcodeのFormを適用します(01)

すると、このように規則正しくつぶが並んでいます。
Particularを作っている会社が作っているので基本的なパラメーターや考え方は同じです。
ほとんどParticularと似ていますが、Audio Reactなど一部Particularにない項目もあります。
こちらもプリセットが豊富なので、色々見てみて下さい。テンション上がります(02)

今回はParticularと同じように一粒一粒を画像に置き換えていきたいと思います。
この Base FormというのがParticularのEmitterとほぼ同じです。
このBase Formに OBJ Model(3Dデータ)なども読み込めます(03)

箱に沿ってパーティクルを配置することもできます。
前置き長くなりましたが、Box - Gridのままで大丈夫です。
xyzで大きさと、Particles in X(とParticles in Y)で横と縦のパーティクルの数を指定します。今70×70並んでいます。
これがparticle in Zが奥行きですね。今、3になっているので三枚並んでいます。
2にすれば二枚になります。

今回は奥行きは必要ないのでparticle in Zを1にしておきます。
パーティクルのx,yの大きさを1920×1080、コンポジションと同じサイズにします。
すると画角いっぱいにパーティクルが敷き詰められます。
192×108にすると10ピクセルおきに一粒ずつパーティクルが並んでいる状態になります。
Pariticularは時間に応じて消失していきますが、
Formはデフォルトでは、消失しない設定になってます。
もちろんopacityで消していくことは出来ます。
02.Formで画像を並べていく
では、一粒を画像に置き換えていきます。
さすがにこのままでは数が多いので10×10にしておきます。
テクスチャを作成していきます。
テクスチャ用の画像をいくつか用意します。
全ての画像を新規コンポジション作成ボタンにドラッグします。
一つのコンポジションで、シーケンスレイヤーにチェックを入れます。
静止画のデュレーションを1にしておくと全てのサムネイルが、段々に並んでくれます。
OKを押しましょう。(05)

だた、HDサイズだと大きすぎてPCに負荷がかかりすぎてしまうためリサイズしましょう。
540×270 これくらいで十分です。
全てのサムネイルを選択して右クリック→トランスフォーム「コンポジションに合わせる」を先手くすると全てリサイズされます。(06)