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【009】文字が煙のように消える!亜人エフェクト Trapcode Particular Adobe After Effects

執筆者の写真: サンゼサンゼ

更新日:1月29日


■映像の長さ 約22分 / Aeプロジェクトデータがページの最下部にあり。

補足:有料プラグイン Trapcode Particularを使用


■完成映像イメージ


■この講座で学べること

Trapcode Particularで煙をつくる方法

・テキストレイヤーをエミッターにする方法

・パーティクルをレベルアップさせる「CCベクターブラー」の使い方


 

■目次

1:52 エフェクトをかけたい文字にパーティクルを発生させる

3:30 パーティクルの発生源を設定する

6:00 Physics(パーティクルの飛ぶ方向)を設定する

8:29 Particle(粒子)を設定する

10:14 Emitterでパーティクルの量を増やそう

11:58 煙のエフェクトの作り方

15:21 文字が消えていくエフェクトを作る

16:37 カメラでアニメーションをつけよう

18:05 全体の色味を調整


 

▼制作の流れ


01.手順の説明


今回は少し複雑なので、初めに制作手順を説明します。


①エフェクトをかけたい文字に

 Trapcode Particularを使用しパーティクルを発生させる。

 EmitterはVer4.1で搭載された【text/mask】を使用する。


②Particularの【Physics(物理)】を使用してパーティクルの動きをナチュラルにする。


➂パーティクルの動きが決まったら複製してベクターブラーをかけて煙っぽい質感を足す。


④設定を流用してパターン違いを作る。


⑤Premiere Pro で編集を探る。


それでは、早速作っていきましょう!!


02.エフェクトをかけたい文字にパーティクルを発生させる


まずはテキストを作成します。

新規平面を作成し、エフェクト → Particularを適用します。

Emitterの項目の

Emitter Typeを【text/mask】に変更します。


Text/Mask EmitterのLayer に先ほど作成したテキストを適用させます。

すると、【TextLayer Emit】というライトレイヤーが作成されます。


Match Text / Mask Sizeにチェックを入れます。


再生してみると、テキストからパーティクルが発生します。(GiF01)


Emit From の設定でパーティクルの出る位置を指定できます。

Face …は文字の面から

Edge…は文字のエッジから発生


今回は【Edge】を使用します。


Stroke Edges Sequentiallyにチェックを入れます。

これにチェックをいれると、パーティクルがパスに沿って発生するように設定することができます。

PathEndにアニメーションを入れて、パスに沿ってパーティクルが発生するようにしましょう。(GIF_02)


また、Layer RGB Usage を使うと、発生源の色でパーティクルが発生するようになります。(01)


ではパーティクルに動きをつけていきましょう。


03.パーティクルの動きを設定する


基本的に設定は上からつけていけば問題ないです。

と、言いつつ、先に、動きをつけるためPhysicsの項目へ移動します。


Physics

Air → Wind X, Y, Z に値を入れて風の向きでパーティクルの方向をつけていきましょう。

Wind Y にマイナスを入れて、パーティクルが上へ向かうように設定します。

Wind Z で手前に来るようにつけたりしてみましょう。


パーティクルにうねりをつける


Turbulence fieldのAffect Positionを上げるとうねりが加わります。

けっこうがっつり上げてしまって大丈夫です。

また、以下の項目も設定していきましょう。


Fade-in Time… うねりだすタイミングを設定できます。

Complexity… 複雑度

(02)


記事の続きは…

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