■映像の長さ 約22分 / Aeプロジェクトデータがページの最下部にあり。
補足:有料プラグイン Trapcode Particularを使用
■完成映像イメージ

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■この講座で学べること
・Trapcode Particularで煙をつくる方法
・テキストレイヤーをエミッターにする方法
・パーティクルをレベルアップさせる「CCベクターブラー」の使い方
■目次
1:52 エフェクトをかけたい文字にパーティクルを発生させる
3:30 パーティクルの発生源を設定する
6:00 Physics(パーティクルの飛ぶ方向)を設定する
8:29 Particle(粒子)を設定する
10:14 Emitterでパーティクルの量を増やそう
11:58 煙のエフェクトの作り方
15:21 文字が消えていくエフェクトを作る
16:37 カメラでアニメーションをつけよう
18:05 全体の色味を調整
▼制作の流れ
01.手順の説明
今回は少し複雑なので、初めに制作手順を説明します。
①エフェクトをかけたい文字に
Trapcode Particularを使用しパーティクルを発生させる。
EmitterはVer4.1で搭載された【text/mask】を使用する。
②Particularの【Physics(物理)】を使用してパーティクルの動きをナチュラルにする。
➂パーティクルの動きが決まったら複製してベクターブラーをかけて煙っぽい質感を足す。
④設定を流用してパターン違いを作る。
⑤Premiere Pro で編集を探る。
それでは、早速作っていきましょう!!
02.エフェクトをかけたい文字にパーティクルを発生させる
まずはテキストを作成します。
新規平面を作成し、エフェクト → Particularを適用します。
Emitterの項目の
Emitter Typeを【text/mask】に変更します。
Text/Mask EmitterのLayer に先ほど作成したテキストを適用させます。
すると、【TextLayer Emit】というライトレイヤーが作成されます。
Match Text / Mask Sizeにチェックを入れます。
再生してみると、テキストからパーティクルが発生します。(GiF01)

Emit From の設定でパーティクルの出る位置を指定できます。
Face …は文字の面から
Edge…は文字のエッジから発生
今回は【Edge】を使用します。
Stroke Edges Sequentiallyにチェックを入れます。
これにチェックをいれると、パーティクルがパスに沿って発生するように設定することができます。
PathEndにアニメーションを入れて、パスに沿ってパーティクルが発生するようにしましょう。(GIF_02)
また、Layer RGB Usage を使うと、発生源の色でパーティクルが発生するようになります。(01)
ではパーティクルに動きをつけていきましょう。
03.パーティクルの動きを設定する
基本的に設定は上からつけていけば問題ないです。
と、言いつつ、先に、動きをつけるためPhysicsの項目へ移動します。
Physics
Air → Wind X, Y, Z に値を入れて風の向きでパーティクルの方向をつけていきましょう。
Wind Y にマイナスを入れて、パーティクルが上へ向かうように設定します。
Wind Z で手前に来るようにつけたりしてみましょう。
パーティクルにうねりをつける
Turbulence fieldのAffect Positionを上げるとうねりが加わります。
けっこうがっつり上げてしまって大丈夫です。
また、以下の項目も設定していきましょう。
Fade-in Time… うねりだすタイミングを設定できます。
Complexity… 複雑度
(02)
