■映像の長さ 約34分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:有料プラグイン Trapcode Particularを使用
■完成映像イメージ

■この講座で学べること
・画像を大量に発生させる方法
・ライティングで立体感を出す方法
・テクスチャマップのコツ
※画像をテキストに置き換えも可能
■目次
00:12 Particularでテクスチャーを読み込む
02:55 テクスチャ用のコンポジションを作る
08:20 Particularの動きを調整する
14:30 簡易的にライティングする
20:14 Optical Flareを入れる
26:14 AfterEffectsが落ちました
27:30 テクスチャは小さめに書き出しておく
31:20 完成
▼制作の流れ
01.サイバー空間を作成
新規コンポジションを作成します。
名前を「main」サイズ1920×1080 24フレームで、デュレーションは10秒で作成していきます。
Trapcode Particularを適用します。
このパーティクルのつぶ一粒一粒をテクスチャに差し替えていきます。
今回は自分のサムネイルを使用します。
全ての画像を選択、新規コンポジション作成ボタンにドラッグします。
すると「複数レイヤーから新規コンポジション」が作成できるようになります。
作成 → 1つのコンポジションを選択します。
オプション → 静止画のデュレーションを1フレームにします。
シーケンスレイヤーにチェックを入れます。
テクスチャのコンポジションは小さめにした方がいいです。
すると一気に階段状に配置されました。
このコンポジションの名前はtexとしておきます(01)

これをメインコンポジションに参照用として配置します。
Particle TypeをTextured Polygonにします。
Textureに先ほどのtexコンポジションを適用します。
推奨テクスチャサイズは500ピクセルです。
重いエフェクトなので描画の解像度は下げておいた方が良いでしょう。
それではParticularの設定をしていきます。
基本的に上から順に設定していきます。
・Emitter Typeを Boxにします。
・Emitter sizeを xyz individualにして個別に設定できるようにします。
Texture
Time samplingをRandom-Still frameにします。
するとTextureが固定されて出てくるようになります。

一度ここで確認してみます。
三次元上にパーティクルが飛んでいるのが分かります。
すごい物量感と立体感です。
これだけで、一つの演出が出来てしまいそうですね。

しかし、今のままではそれぞれバラバラに動いていて、狙った通りの動きになっていません。
さらに設定を詰めていきましょう。
・Velocity(パーティクルの飛ぶ速度)を0にします。
すると発生した場所から動かなくなります。
・Velocityではなく、下の方にPhysicsという項目でパーティクルに動きをつけます。
AirのWind Zに-300入れてみましょう。

今、パーティクルが全体的に手前に来ているので発生源をZの数値を変更して奥に下げます。
パーティクルがフェードインフェードアウトするようにしましょう。
Opacity over Lifeに山なりのプリセットを設定してみましょう。

すると、フェードで出現して、フェードで消えるようになりました。
いま、一度に画面に表示されているサムネが多いので
Particle/sec を50くらいにします。
全体の位置と大きさを調整します。
再生してみましょう。
パーティクルで作っていますが、画像にすることで、サービスの紹介CMや、SFっぽい表現をするときなどに使えます。
02.ライティングの設定
ParticularはAEのライトも反映してくれます。
ライトを設定してみましょう。
shading をon にする
ポイントライトを追加します。
ポイントライトの強さを上げます。
