■映像の長さ 約10分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:有料プラグイン Lenscare for AEを使用
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
・有料プラグイン「FL Depth of Field」の基礎知識
・幾何学のレンズボケの作り方
・マップレイヤーの重要性
■目次
制作中
▼制作の流れ
01.有料プラグイン「FL Depth of Field」とは
FL Depth of Fieldは標準のカメラブラーよりも詳細に調整できる項目が多いのが特徴です。
本来はCGやブラーがかかっていないものに後から擬似的に被写界深度をつけていくことが多いんですが自分で好きなマットを使ってブラーを作る事もできます。
光の部分を好きな形にするのは標準だとどうしてもできないと思うので、是非ご購入検討して頂ければと思います。
フラッシュバックジャパンで28000円ぐらいです。
では実際にブラーを作っていきたいと思います。
メインコンポジションを作成します。名前を「Main」とし動画クリップを置きます。
その上に調整レイヤーを作成して名前を「camera blur」としてFL Depth of Fieldを適用します。
radiusを上げていくとどんどんボケていきます。(02)
これは標準のものに比べてすごく早いです。
ブラー系のエフェクトってどうしても重くなってしまうのでありがたいですね。
あとはアイリスの部分で今回使っていく「×」とか好きな形にボケ幅を作れたりするんですね。
それでは、ボケのマップを作成します。
新規コンポジションを作成しサイズ500*500、名前を「Tex_x」にします。
これボケの形を指定します。「×」を作りました。
Mainコンポジションの中に「Tex_x」を入れます。
参照にするだけなので非表示にしておきます。
このFL depth OF fieldが適用された調整レイヤーのアイリスに「Tex_x」を指定します。
するとボケが「×」の形になります。radiusの数値を変えるとボケが「×」の形になっているのがわかります。
ハイライトセレクションをオンにすると少し光がパキッとしてくれます。
lightness startを下げていくとよりはっきりと輪郭が出てきます。
12fから1秒くらいかけてボケていくアニメーションをつけました。
基本的にこれで完成です。