■映像の長さ 約9分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:有料プラグイン Trapcode Particularを使用
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
・使い勝手のいい扉絵の作り方
・すりガラス表現
・色味やカメラを調整してアレンジをする方法
▼制作の流れ
01.テクスチャの作成
新規コンポジションを作成して、名前をBG_abstractとしておきます。
続いて新規平面を作成し、名前をpartとし、Particularを適用します。
この一粒一粒を先ほど冒頭で見たような感じに四角いグラデーションの映像に変えていきます。
次に今回使用する、テクスチャを作っていきます。
新規コンポジションを作成します。名前をtexとしておきましょう。
コンポジションサイズを500×500の正方形にします。
デュレーションを5フレームにしておきます。
こちらに新規平面で黒をおきます。
名前をgradeとしておきます。
この平面にエフェクト>グラデーションを適用します。
ここで好きな色でグラデーションを作っていきましょう(01)
濃い赤系と黄色系でグラデーションを作りました。
このままだと均一なグラデーションになってしまうので少しゆがませます。
エフェクト>タービュレントディスプレイスを適用します。
これは画像を歪ませてくれるエフェクトです。
少しムラができました。何もつけていない状態と比べてグラデーションに味わいが出てきます。
このレイヤーを複製します。同じパラメータを持った別のものを5枚つくります。
それぞれ違う色味にして5コマの色の違うテクスチャーを作成しました(03)
この出来上がったテクスチャをメインコンポジションの中に持っていきましょう。
これはテクスチャとして参照しているだけなので非表示にして問題ありません。
それではParticleの設定をしていきましょう。
02.Particleの設定
Particleの設定を次のようにすることで、パーティクル一粒一粒をテクスチャにしていきます。
①Particle Type を Textured Polygonに
②参照レイヤーをtexに
③Time SamplingをRandom - Still Frame(ランダムに静止画として扱う)
④コラップスを外す(プリコンポーズ内の3D情報を引き継ぐことができる機能ですが、この場合、参照先が平面のため、つける必要がない、処理も重くなる)
はい。カラフルになりました。この素材を使ってこのParticleを使って画面をデザインしていきたいと思います。
数値はあくまで参考にしてください。
・Particle/sec 10
・Emitter Type を Boxに
・Velocityを0に
・Emitter sizeを変更 サイズは2000×2000×2000くらいに
・Lifeを10
・サイズを大きく
・Size over Lifeを 変更してランダムに
・Opacity over Lifeを山なりに
・Physiccs の Air のWind Zにマイナス値を入れてパーティクルを手前に飛ばすようにします。(05)
重くてレイアウトが組みにくい場合は画質を1/4とか下げておきましょう。
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