■映像の長さ 約6分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:標準エフェクトのみ
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
今回はシンプルなワイプトランジションを紹介します。
シンプルではありますが、アレンジが無限で、何にでも応用が利くので是非作ってみて下さい!
・平面レイヤーを使ったワイプの作り方
・ヌルとトラックマットの考え方
・ドロップシャドウを使ったアレンジ
■目次
00:48 ワイプのアニメーション作り
01:48 スライドをヌルで管理
02:20 マスクを作成
04:06 トラックマットでマスキング
04:49 すこしワイプをアレンジ
05:44 完成!
▼制作の流れ
01_シンプルだけど、アレンジ無限!!のワイプの作り方
まずはワイプさせたい動画を2本用意します。
次にワイプ用の縦の線を作ります。
新規平面を作成します。
サイズは100×1500にします。
名前を「Bar」とします。
角度をつけて斜めにします。
「Bar」の位置で動かさずに位置はヌルで動かします。
位置用のヌルを作成しましょう。
名前を「slide」にします。
「Bar」をこの「slide」に紐づけします(01)
さらにマスク用の新規平面を作ります。
サイズは1080×3000にします。
横に余白がある平面が出来ました。
色は白にします。
名前を「Mask」にします。
左側にずらして「Bar」を境に右側にはみ出ている部分のマスクを切ります。
「マスクを反転」にチェックを入れます。
「Bar」同様「slide」に紐づけします(02)
ここからアニメーションをつけていきます。
「slide」左から右にスライドするようにアニメーションをつけます。
一秒で左から右にスライドするようにして、F9で緩急をつけます。
するとワイプは出来ましたが、下の映像が出てきません。
「Mask」のある部分だけ下のレイヤーを表示するようにします。
「Mask」の下に動画レイヤーをおいて、トラックマット「アルファマット」にします。
すると「Mask」の部分だけ動画Bが見えるようになりました。
すると下の映像が表示されるようになりました。
これで基本のシンプルにワイプが出来ました。
02_アレンジしてみよう
「Bar」をコピーして少しデザインしてみます。
ドロップシャドウをつけたり、バーを増やしたりしてアレンジしてみました。
こういうアレンジはプラグインでは出来ないので、自作に限ります(04)