■映像の長さ 約12分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:標準エフェクトのみ
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
・「mocha Ae」のトラッキング基礎知識
・「mocha Ae」を使ったマスキング
・手間のかかるボカシ作業を効率よく行える
■目次
00:27 Mocha Aeを使う
01:09 UIについて
01:36 Mochaの操作感
02:32 トラッキングとマスクの方法
05:22 ずれそうになった時
05:57 Mocha Proっていうのもあるよ
06:28 レイヤーの名前を変えておく
07:07 マスクデータを変換する
07:40 Create Ae maskがとっても便利
09:20 ブラーをかける
▼制作の流れ
01.MochaAEを使おう
MochaAEとは?
高度なトラッキングが可能なAEに標準搭載されているプラグインです。
他の記事でもMochaAEを紹介しているので是非見てみて下さい。
では、
トラッキングしたい映像にエフェクト「Mocha」をドラッグします。
MochaのロゴのマークをクリックするとMochaのUIが立ち上がります。
Mochaはもともと
AfterEffectsと別のソフトだったんですが、途中で統合されました。
今は昔の名残で、別のウィンドウが立ち上がる形になります。
初めて立ち上げた方だと
UIがEssentialsに設定されていると思います。
これでもいいですし
僕は元々使っていた「Classic」というレイアウトの方が使いやすいので
こちらで作業していきます。(01)
MochaAEの基本の操作
【z】を押したままマウスを上下でズーム
【x】手のひらツール
基本的に使うのはこの管理パネルと
Xスプラインツールを使っていきます。
まずはXスプラインツールを使って男の子の顔を囲ってみましょう。
四角く囲ったらあとから範囲を調整することができます。
shiftキーを押しながらドラッグで囲むと
選択を 除外または追加できます。
この青いハンドルを引っ張ると
選択箇所が角ばったり丸まったりする仕組みになっています。(02)
MochaAEではトラッキングを取りながらマスクという作業ができます。
では、男の子の顔をトラッキングしていきます。
顔全体を囲みます。
画面右下の「T」と書いてある再生ボタンを押します
するとトラッキングを取りながら再生します。(03)
AEの標準のトラッキングよりも精度がかなり高いので
やりやすいと思います。
ちょっとしたテクニックとして
ずれそうになる前に調整していくといいです。
一気に再生するのではなくてずれそうになったら調整していく感じです。
また、MochaProという上位バージョンもありますが、
そちらはさらにトラッキングの速度が速くなります。
MochaAEでもできることのベースは変わらないので十分だと思います。
トラッキングが取れました。
このレイヤーの名前を「face」に変えておきます。