■映像の長さ 約17分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)
補足:標準エフェクトのみ
■完成映像イメージ
■この講座で学べること
・ハメコミ合成からステップアップした高度な合成技術が学べる
・スマホの画面に環境光の反射を入れる
・操作している指にUIの照り返しを入れる
▼制作の流れ
前回は画面のハメ込み、指のマスク作成、スマホの中のアニメーションまで作成しました。
今回は、
①画面に反射を入れる
②指に照り返しを付ける
③スマホ画面にカメラレンズのボケを付ける
をやっていきます。
01_書き出せるデータをレンダリングする
後々の作業の効率性を考えて
指の"マスク"のクリップを書き出しておきます。
こうすることで込み入った編集をする時でも作業が軽くなるので、是非覚えておいてください。
Control(Command) + M でレンダーキューを出して
ここをProRes4444のアルファ付きで書き出しをします。
こちらの作り方チュートリアル動画もあります。
わかりやすいように"マスク"のオリジナルデータをコンポジションに残しておきます。
ロックをかけて1番下に置いておきます。
これでだいぶPCの挙動が早くなりました。
02_画面の反射を作る。
ここからは画面の反射をやっていきましょう
元の素材"Green" を→ ctrl + D で複製 します。名前を「画面反射」にします。
一緒にコピーされてしまっているMochaは消します。
エフェクトから Advanced Spill Suppressor (高度なスピルサプレッション)を適用します。
するとグリーンがキャンセルできます。
許容値を調整していくと
残っていたグリーンがなくなっていきます。
これによってここの照り返しが作れます。
「画面反射」を「マスク.mov」の下に入れます。
描画モード → スクリーンすると画面の反射が載っているのがわかります。
ただ、これでは画面自体明るくなり過ぎています。
トーンカーブで調整しましょう。