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執筆者の写真サンゼ

【073】スマホの画面ハメコミ 応用編【mocha Ae】

更新日:7月18日


■映像の長さ 約17分 / Aeプロジェクトデータ(ページ最下部)

補足:標準エフェクトのみ


■完成映像イメージ


■この講座で学べること

・ハメコミ合成からステップアップした高度な合成技術が学べる

・スマホの画面に環境光の反射を入れる

・操作している指にUIの照り返しを入れる


 

▼制作の流れ



前回は画面のハメ込み、指のマスク作成、スマホの中のアニメーションまで作成しました。

今回は、

①画面に反射を入れる

②指に照り返しを付ける

③スマホ画面にカメラレンズのボケを付ける

をやっていきます。


01_書き出せるデータをレンダリングする



後々の作業の効率性を考えて

指の"マスク"のクリップを書き出しておきます。

こうすることで込み入った編集をする時でも作業が軽くなるので、是非覚えておいてください。

Control(Command) + M でレンダーキューを出して

ここをProRes4444のアルファ付きで書き出しをします。

こちらの作り方チュートリアル動画もあります。



わかりやすいように"マスク"のオリジナルデータをコンポジションに残しておきます。

ロックをかけて1番下に置いておきます。


これでだいぶPCの挙動が早くなりました。


02_画面の反射を作る。


ここからは画面の反射をやっていきましょう

元の素材"Green" を→ ctrl + D で複製 します。名前を「画面反射」にします。

一緒にコピーされてしまっているMochaは消します。

エフェクトから Advanced Spill Suppressor (高度なスピルサプレッション)を適用します。


するとグリーンがキャンセルできます。

許容値を調整していくと

残っていたグリーンがなくなっていきます。

これによってここの照り返しが作れます。

「画面反射」を「マスク.mov」の下に入れます。

描画モード → スクリーンすると画面の反射が載っているのがわかります。

ただ、これでは画面自体明るくなり過ぎています。

トーンカーブで調整しましょう。


記事の続きは…

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