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【002】Video Copilot Element 3Dで作るリリックモーションの裏技 Adobe After Effects

執筆者の写真: サンゼサンゼ

更新日:1月29日


■映像の長さ 約18分 / Aeプロジェクトデータあり(ページ最下部)

補足:有料プラグイン使用 Element 3D


■完成映像イメージ


■この講座で学べること

・Video copilot Element 3Dでの文字アニメーション

・リリックビデオやスポーツチームの紹介映像などに最適なワークフロー


今回のテクニックの特徴は、文字を打ち替えるだけで複製できる点です。リリックビデオやスポーツチームの紹介映像など、テキストモーションを大量に作りたい方にオススメです。


 

▼Element 3Dのダウンロード(有料)


Element3Dとは

Video Copilot社が出しているAfterEffectsで本格的な3Dができるプラグイン。

モデリングこそはできないが、モデルデータを読み込むことはできる。

かつ、豊富なマテリアル、オブジェクトも追加で購入できるので、持っておいて絶対損はないプラグインです。


Ae上で3D表現を完結でき、更にテキストレイヤーとリンクさせて立体を表現できる唯一無二のプラグインです。発売から10年以上のときが経ちましたが未だに費用対効果の高いプラグインだと思います。VP(企業映像)を作る際に欠かせないプラグインで、サンゼも10年以上愛用しています。


 

目次(クリックすると開きます)

00:00 完成映像

00:25 任意の文字をテキストレイヤーで作成

00:35 背景レイヤーにElement 3Dのエフェクトを追加

00:45 Customレイヤーの一番上のパスレイヤーを「命の更新」のテキストに割り当てる

00:58 「命の更新」のテキストレイヤーを非表示


★Element3Dの説明

01:02 Scene InterfaceのSetupをクリックしElement 3Dを起動

01:05 Element 3Dについての軽い説明

01:56 上の方にあるEXTRUDEをクリックしテキストを押し出す

02:19 ベベルの調整(今回は2D的にするので0とかでOK)

02:36 右上のOKをクリック

03:11 カメラ(C)を作成

03:40 文字を打ち直したりカーニングする際、即時同期してくれることの説明


★制作(バラバラにくるくる回るアニメーションを作る方法)

04:45 Element 3Dのグループ1を作っていく

05:10 Particle look → Mult-Object にチェックをいれる

05:36 Particle look → Mult-Object → Rotation Random Multi をいじってみる

05:46 新規カメラ(C)を作成

06:45 いっぱい回転させておく(2くらい)

07:07 Particle look → Mult-Object → ScatterXYZ をいじる(ずらす機能)

07:30 Particle look → ​Mult-Object → Displaceの説明

08:13 Element 3D のグループ1,2とAnimation Engineを使ってやっていく

08:50 Group1 →roup Utilities → Creative Group Null → Create をクリック

08:55 Group1 Nullができる(Element3Dへ同期してくれるエクスプレッションが組まれているヌル)

10:00 Setupで起動し、Scene → Group Folder を複製しGroup2に設定する

10:32 Group 2でヌルを作成(Group2 → Group Utilities → Creative Group Null → Create)

11:14 Animation Engine → Enable にチェック

11:45 Start GroupとFinish GroupをGroup1,2で割り当てることで開始と終了の形を設定することができる

12:05 Animation Engine → Animation の数値で動かせる


★応用

12:32 このやり方をする利点

12:40 作例①(テキストのフライイン)

15:24 作例②(文字の散らばりのばらつき)

17:27 終わり

 

▼制作の流れ


01.Element3Dを使ってみよう


まずはテキストで任意の文字を打ちます。新規平面を作成しレイヤー名を”E3D”にします。

この平面に 「エフェクト」タブから→カテゴリ「Video Copilot」→エフェクト「Element」を適用します。


Elementの項目のCustom Layers → Custom Text and MasksのPath Layer 1に先ほど作成した文字を設定します。

(図01)

(Textレイヤーは参照しているだけなので、表示をオフにしてOK



■ElementのScene Setupを押すとElement 3Dが起動

EXTRUDE を押すと先ほど設定したテキストが読み込まれます(図002)



■今回はあえて2Dっぽい感じにします

すでに文字が立体になっていますが、今回はElement3Dを使いつつ2D的な表現をしていきたいと思います。

今回は文字に厚みがいらないので、Bevel Scaleを0にします(図003)




画面の右上にあるOKボタンを押してAEに戻ります。

AEに戻ると先ほどElement3Dで作られた文字が反映されています。



■文字の打ち替えもすぐ反映される

Element3Dの本当に素晴らしいところは設定した文字を参照しているので、文字を打ちなおすと自動的にElement3Dの文字も変わります。

文字の間隔を調節したり、一文字だけ小さくしても反映されます。素晴らしい!!

このレスポンスの良さは、外部の3Dソフトウェア(BlenderやCinema4D)にはない特徴だと思います。


(002)



02.テキストアニメーションをつけていこう


Element3Dではオブジェクトをグループで管理することができます。

Element3DのGroup Folderで設定されている数字がAEで扱うときのグループになります。



先ほどのTEXTはGroup 1に設定されているのでAEのElementのGroup 1を開きます。

Particle Look → Multi ObjectsのEnable Multi-Objectにチェックを入れます。

項目が一気に増えますが、恐れずにw


本来なら、一つの塊として認識されているTEXTですがEnable Multi-Objectにチェックを入れるとパーツごとばらばらに動かすことができるようになります。



■プロはこう使う!

記事の続きは…

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