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【011】After Effectsカメラワーク講座 Part.1 〜まず押さえたい基本の3つ〜

更新日:7月4日


■映像の長さ 約11分 / Aeプロジェクトデータあり(ページ最下部)

補足:標準エフェクトのみ使用


■完成映像イメージ


■この講座で学べること

After Effects上のカメラの基本操作が分かる!

①じんわりドリーイン

②じんわり横ドリー

③対象物を中心にカメラを回転させる


■推しポイント!

カメラの使い方が理解できると、ダイナミックな画作りが出来るようになるので、一気にステップアップ感を感じることができると思います。思ったよりも簡単だと思うので是非チャレンジしてみましょう。


 

■目次

00:10 コンポジションの中身の説明

01:55 じんわりズームカメラの作り方

07:07 じんわりドリーカメラの作り方

09:40 ターゲットを中心に回転するカメラの作り方


 

▼制作の流れ


01. コンポジションの中身の説明


ざっくりとですがコンポジションの中身を説明します。

まず、正面からみたレイアウト。


① 背景と周辺の色落とし用のレイヤー

② 円のグラデーションシェイプレイヤー7つ

③ 「SANZE」の文字用のレイヤー。

ライム平面は、空気感を出すために黄色いグラデーションを左上方向から薄くスクリーンで乗せています。


②の円のグラデーションシェイプレイヤーは

奥行を分かりやすくするためにZ値をバラバラに配置してあります。

カスタムビューで見てみるとこんな感じです。このコンポジションでカメラを作って行きます。



02. じんわりズームカメラの作り方


まずは【ヌルで制御できるカメラ】を作成します。


①カメラとカメラコントロール用のヌルを作成します。

②ヌルを3Dレイヤー化します。

③カメラの位置の値をコピーし、ヌルの位置にペーストします。

④カメラからヌルへ紐づけします。


この手順は、カメラをヌルで制御するための一連の流れになります。

色んなやり方があると思いますが、ぼくはこのやり方でやることが多いです。


じんわりズーム(ドリーイン)のアニメーションをつけていきます。

0フレームから1フレームに掛けてテキストがズームするアニメーションを付けていきます。


1フレーム目でヌルの位置の値にキーフレームを打ちます。

0フレーム目でヌルのZ値を-6000くらい引いた位置にキーを打ちます。

0フレーム目と1秒目のキーを選択した状態でF9を押してイージーイーズをかけます。

さらに速度グラフでこのように緩急をつけてあげましょう。




しかし、このままでは1秒後にカメラが完全に止まってしまい、空気感がでません。

カメラが決まってからもじんわりとズーム(ドリーイン)し続けるようにしていきます。


ヌルのアンカーポイントを0フレーム目からラストのフレームまで等速でZ値をカメラに近づけるようにアニメーションつけます。




ヌルの位置で基本的なカメラの動きを決めて、後はアンカーポイントでずらしていく。

1カットくらいならこの方法が一番早いと思います。


もちろんヌルのアンカーポイントではなく、カメラ本体の位置をずらすことでも同じ動きを付けることができます。やり方は一つではありません。色々な方法があります。



03. じんわりドリーカメラの作り方


先ほどと同様にヌルで制御するカメラを作成します。

じんわり横ドリーのアニメーションをつけていきます。



1フレーム目でヌルの位置の値にキーフレームを打ちます。

0フレームで左に文字がはけたところでキーフレームを打ちます。

イージーイーズを掛けて動きを調整します。

ヌルのアンカーポイントを0フレーム目からラストのフレームまで等速で

今度はY値にアニメーションをつけます。


もっと突き詰めれば厳密に調整しないといけませんが、サクっと作るなら

この方法が一番早いと思っています。



【ポイント】

カメラの制御はヌルに紐づけ、位置で動きをつけて、余韻はアンカーポイントでつける。



04. ターゲットを中心に回転するカメラの作り方


まずは【ヌルで制御できるカメラ】を作成しますが、今回はカメラの作り方がちょっと違います。


①カメラとカメラコントロール用のヌルを作成します。

②ヌルを3Dレイヤー化します。


ここから先が違います。テキストの位置を中心に回転をかけたいので、ヌルの位置は原点のままにしておきます。


③カメラをヌルへ紐づけします。



ターゲット中心の回転アニメーションをつけていきます。

ヌルのY回転にアニメーションを入れます。



原点を中心にクレーンで動かしているようなアニメーションができます。

ヌルのY回転に0フレーム目でキーを打ち、1フレーム目にY回転を0にしてキーを打ちます。

X回転にもキーを付けると縦回転も加わって面白いアニメーションになります。


Y回転、X回転ともこんな感じにイージーイーズをかけておきます。


カメラを動かし過ぎて、背景が見切れてしまいました。

対処法として一番下に平面レイヤーを作成します。

色はスポイトで取るとなじむので良いです。


これで完成です。

今回は、ドリーイン、横ドリー、原点を中心に回転、の3つのカメラワークが学べたかと思います。次回のチュートリアルでは、リアルな手ブレの付け方を紹介したいと思います。


■編集後記(2024/6/14追記)

1つ目のカメラテクニックを「ズーム」と表現していますが、正しくは「ドリーイン」と呼びます。動画公開時のSEO対策を考えると一般的にイメージしやすい「ズーム」と表記・読み上げしていました。今後も、できるだけ正しい語句をお伝えできるようにつとめていきます。


ザックリですが、ズームとドリーの違い。

ズームは「光学的にレンズを使用して被写体により引きする動き」

ドリーは「カメラと被写体の距離を物理的に移動することで起こる動き」

を指します。


このドリーとズームを組み合わせた「ズームドリー」技法もあります。Ae上でも再現できます。ヒッチコック監督の映画「めまい」で使われたことで「めまいショット」と呼ばれることもあります。





■次の章のご紹介

【012】After Effectsのカメラワーク講座 Part.2 〜覚えてるとトクする応用テク〜


 

▼プロジェクトファイルをダウンロード

収集環境

Ae CC2020 (17.6.0)


※その他、有料プラグインを使用しているケースもあります。お持ちでない方は各プラグインの体験版などで作り方を学んで頂けますと幸いです。

個別での質問やサポートは行えませんのでご了承ください。


以下、ダウンロードリンクです。


記事の続きは…

sanze-echo.com を定期購読してお読みください。

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